冬タイヤ スタッドレスの減りが早いのはなぜ?何が原因で磨耗する?

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今回はタイヤの磨耗の直接的な原因と、中でも冬タイヤと呼ばれるスタッドレスの減りの早さについてお話しします。

そろそろタイヤ交換しないとなー

ノリスケさんはもうした?

ノリスケ
ノリスケ

しないといけないなと思いつつ、私もまだしていませんね

結局、初雪が降るまでやらないかもしれないです

だよね

あ、そういえばさ。冬タイヤって消耗が早いって言うけど何でなの?

ノリスケ
ノリスケ

いい質問ですね

では今回は冬タイヤがなぜ消耗しやすいのかについてお話ししましょう

 

タイヤはどうして減っていく?

 自動車を持つ上で避けて通れないと言っていいタイヤの磨耗。車そのものは故障しなくてもタイヤはどうしても交換する時期が来てしまいます。

すり減ったタイヤで走り続けることは思わぬ事故やトラブルの元に。ここではまず、どのような原因でタイヤが減っていくのかについてお話しします。

 

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 まず1つ目の原因として『荷重』が挙げられます。荷物を積んだり、何人も人が乗り込むことによって車が重くなるとその分タイヤがたわんでいきます。すると摩擦が大きくなるため、タイヤがより減りやすくなってしまうのです。

2つ目の原因は『空気圧』です。これは多すぎても少なすぎてもいけません。

多すぎればタイヤのセンター付近が早く磨耗し、少ないと両肩減りが起こってしまいます。

出典:日産

出典:日産

日本車の多くは運転席付近に適正空気圧が書かれているので、それを確認してガソリンスタンドなどで定期的に空気圧をチェックしましょう。

3つ目の原因は『速度』です。タイヤは高速になればなるほど摩擦熱によって加熱して磨耗しやすくなっていきます。

4つ目の原因は『コーナリング』です。角を曲がる際の遠心力によって路面とタイヤとの間に摩擦が生じてタイヤが減っていきます。また急ハンドルも摩擦を大きくするのでタイヤにとっては良くないと言えるでしょう。

5つ目の原因は『スタートとブレーキ』です。スタートやブレーキ時にはどうしても路面との摩擦が大きくなりがちなのでタイヤが減っていく原因になります。ですから急発進や急ブレーキをすれば必然、減りがより早くなります。

 

スタッドレスが減りやすいと言われるのはなぜ?

 雪国にお住いの方なら1度は耳にしたことのある言葉なのではないかと思います。かくいう私も毎シーズンのように耳にしますね。

ーーー冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)は減りが早いーーー

ではどうして、このように言われているのでしょうか?

 

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これはタイヤそのものに理由があります。実は冬タイヤは夏タイヤよりも柔らかく作られています。

なぜかって?寒冷地でも硬くなりづらくして雪を掻きむしりながら走れるようにしているからです。

ですからタイヤのゴムそのものが夏タイヤよりも柔らかくなっています。そうなると当然ですが、摩擦などの抵抗にも弱いということになりますね。

だから雪のない時期に冬タイヤで走っているとどんどんタイヤが減っていってしまうのです。

 

まとめ

 タイヤの磨耗の原因と冬タイヤの減りが早い理由についてお話ししましたがいかがでしたでしょうか。

自動車を所有している方、これから所有するという方も、タイヤは消耗品だということを忘れないように気をつけてください。

毎日乗っていても減りますが、滅多に乗らない場合でも経年劣化していきます。

すり減ったタイヤで走り続けることは交通規定の違反にもなりますし、車検も通らなくなってしまいます。

目安として、タイヤの溝の深さが新品時の半分以下になったらタイヤそのものを交換すると覚えておいてください。

それではまた次回、お会いしましょう!

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