プラズマクラスターの活性酸素に危険性!人体を酸化させていく!?

体の雑学
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 空間除菌という言葉が注目されるようになって以降、登場するようになったプラズマクラスター。Youtubeで動画を観ていたところ、少し気になることがありました。

それは『GENKI LABO』というチャンネルの、この動画です(9分40秒あたりから見ると、プラズマクラスターに触れられます)。

 

 動画内でも言われている通り、実はプラズマクラスターは、人体に入ると酸化を引き起こすことで知られる活性酸素を使って除菌をしているというのです。

それを吸い込んで、果たして体に影響はないのでしょうか?心配なので調べてみました。

 

活性酸素と酸化の関係とは?

 まずは酸化について学んでいきましょう。酸化とは、活性酸素が原因となることで『体が錆びついてしまう』ことを指します。

「体が錆びる?え、どゆこと?」焦らないでください。順を追って説明します。

人間は空気を吸って生活していますね。空気がなければ生きることができません。ただ、必要としているのは空気の中に含まれている酸素です。

この酸素を使うことで、私たちの体の中にあるおよそ37兆個もの細胞は活動し、吸収した栄養素から必要なエネルギーを取り出すことができています。

しかし体に取り入れた酸素を100%消費できているかといえば、実はそうではないのです。どうしても無駄になる酸素が出てきてしまいます。

それが体内の他の物質と結びついてしまうことでできてしまうのが活性酸素で、彼らは細胞のタンパク質を傷つけ、錆びつかせていきます。すると肌をはじめとした体の老化が早く進むようになっていきます。

つまり『体が錆び付く』というのは『老化現象が早く進む』ことを意味しているとも言えるのです。

 ちなみに似たような現象で『糖化』というものもありますが、こちらは『体が焦げる』というイメージが当てはまります。気になる方は、すぐ下のリンクから過去記事を閲覧可能です。

糖化についてはこちら

 

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プラズマクラスターが発生させる活性酸素とは?

 動画内でも言っていましたが、プラズマクラスターが発生させる活性酸素は『OHラジカル』という種類です。OHラジカルは活性酸素と言われている物質の中では、最も酸化力が高いと言われています。

しかもOHラジカルは、糖質・脂質・タンパク質といったあらゆるものと結合してしまう親和性を持っています。この3つは、人体では『三大栄養素』に数えられる必要不可欠なものです。ということは、ですよ?

 

それ以外にも様々な物質で構成されている人体に入ろうものなら・・・?

 

そんなものがプラズマクラスターから放出されていると思うと、ゾッとしますね。空気中の細菌等を倒してくれるだけならいざ知らず、もし体内に入ったら老化を促進してしまうかもしれません。

 

 

 と、驚かせてしまい申し訳ありませんでした。実は、OHラジカルはそこまで心配するような物質ではありません。何故ならばOHラジカルは寿命が短いため、作られた後は短時間で消滅してしまうためです。

ですから余程の至近距離で、かつ排出されたばかりのOHラジカルたっぷりの空気を長時間吸い続けるなんていう奇天烈キテレツなことでもしない限りは、人体に与える影響はそれほどないとみて良いでしょう。

 

最後に

 プラズマクラスター が出す活性酸素についてお話ししました。

 空間除菌程度であれば、この活性酸素に何ら問題はないということがわかっていただけたかと思います。

 そもそもそんな問題があったら、メーカーも販売できなさそうですしね。

 ただ誤解して欲しくないのは、決してプラズマクラスターを販売しているメーカー各社様を貶めるような意図はない、ということです。

 その点だけはこの場で申し上げさせていただきます。

 それではまた次回、お会いしましょう!

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