胃もたれ 胃痛が続くとき 改善させる効果のあるツボ10選

体の不調や病気の雑学
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 食べ過ぎや飲みすぎで胃もたれや、ストレスで胃が痛くなったり不調に見舞われた経験はありませんか?それが続いてしまうと集中もできなくて嫌ですよね?

今日はそんな胃の疾患を改善させるのに効果のあるツボを、いくつかご紹介したいと思います。

なお、おまけに腸の調子が悪い時に使えるツボもいくつか載せています。

 

なお取穴部位の説明は同身寸法と骨度法を用いて行います。また人体の解剖学的呼称も出てきますので、何のことかわからないという方は、以下の記事を先にお読みください。

 

 

胃の疾患に効果のあるツボ

 

梁丘

 足の陽明胃経の郄穴、梁丘。私も急に胃が痛くなった時に使っています。

 郄穴は急性症状に使用されるツボですので、左右押し比べてみて、より症状が楽になる感じがする方をお使いください。

 取穴部位は大腿前外側、膝蓋骨底外端上方2寸で、外側広筋と大腿直筋腱の間に取ります。

 わかりにくい場合は、膝のお皿である膝蓋骨の外端上縁から上方2寸に取ると良いでしょう。

この2寸というのが、同身寸法で使う単位になります。またこれはどのツボでも言えることですが、注意して欲しいのは同身寸法はあくまでも基準であって絶対ではないということです。ですのでツボが見つからないという場合には、その周囲も押して探してみると反応のある場所を見つけられます。

 

地機

 足の太陰脾経の郄穴、地機。脾胃は経絡で表裏の関係であるため、こちらも急な胃痛に対して効果があると言えます。

 また地機は、食欲不振にも効果のあるツボとして知られています。

 取穴部位は下腿内側、脛骨の内縁で、内果尖から1尺(10寸)上方の高さに取ります。膝蓋骨側からであれば、その尖端から下方5寸の高さのところです。

 

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太白

 足の太陰脾経の原穴、太白。原穴は臓腑の元気の集まる場所とされるため、臓腑の病全般に使用します。

 太白は脾の元気が集まるため、胃腸の疾患に有効なんですね。

 取穴部位は足の内側、表裏の境目を第1中足骨に沿って踵側から足先へ撫で上げて行く時、指の止まるところに取ります。

  

公孫

 足の太陰脾経の絡穴、公孫。

 絡穴ということで、慢性的に胃腸に疾患がある場合に効果を発揮します。

 取穴部位は足の内側、表裏の境目を指頭で太白から撫で上げて行く時、指の止まるところに取ります。

 

足三里

 足の陽明胃経の合土穴であり四総穴、足三里。

 四総穴の分類では肚腹の疾患を主ります。つまり胃腸のことで、胃痛のほか、悪心や嘔吐に対して有用です。

 また『おくのほそ道』で有名な松尾芭蕉がお灸をしたツボとしても知られていますね。

 足三里には、全身や下肢を滋養して強化する効果もあります。

 取穴部位は下腿前面、膝関節外方の窪み(犢鼻穴)から下方3寸、前脛骨筋中に取ります。

 

中脘

 任脈の募穴、中脘。

 臓腑の気の集まるところで、臓腑の状態が現れます。

 中脘は胃の募穴ですので、胃の状態を確かめるとともに、胃の症状にも有用なツボとなります。

 取穴部位は上腹部、前正中線上で臍から上方4寸に取ります。

 なお同じく上方3寸には健里、上方5寸には上脘、上方6寸には巨闕がありますが、これらはどれも胃腸の疾患に対して有用ですので、中脘に反応がないなというときは、これらのツボも刺激してみてください。

 

陰陵泉

 足の太陰脾経の合水穴、陰陵泉。

 これは直接、胃腸の疾患に関係するわけではないですが、胃腸の機能を強化することで知られます。

 また、合水穴には『逆気して泄する』という主治があり、脾経の場合には下痢に対して効果があることを意味しています。

 取穴部位は下腿内側、脛骨の内側縁を指頭で下方から撫で上げて行く時、指が止まるところに取ります。私の場合は押すと大体いつも痛いです。

 

腸の疾患に効果のあるツボ

 腸の疾患といえば、代表的なものとして下痢や便秘がありますね。これらに有用なツボを紹介します。

 

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天枢

 足の陽明胃経にありながら大腸の募穴である天枢。

私の学生時代の先生の1人はこのようなツボのことを、異なる経絡にある募穴ということで『異経の募穴』と呼び、反対に自身の経絡上にある場合には『自経の募穴』と呼んでいました。私もそれに倣ってしまっていましたが、どうもローカルな呼び方っぽいですね。

 私の勤めていた鍼灸整骨院でも便秘などの際に鍼を打っていました。

 大腸の募穴ということで、ここには大腸の気の状態が現れます。

 取穴部位は上腹部、臍の外方2寸。つまり任脈の外方2寸のライン状に取ります。

 おへそのすぐ横と考えてください。

 ちなみに任脈の臍中央には『神闕』というツボがあります。そのまま臍の真ん中です。

 

合谷

 手の陽明大腸経の原穴であり四総穴、合谷。

 このツボを押したことがある方は多いのではないでしょうか。そのくらいメジャーなツボです。効果の代表的なものといえば、便秘ですね。

 大体みんな押すと痛いって言うんですが、痛くない人っているのかな・・・。

 四総穴では面目を主っていて、これは顔面部の病に対して効果があるということです。

 取穴部位は手背(手の甲)、第2中手骨中点外側に取ります。

 以前の記事で参考画像を載せていたので、ここでも載せておきます。赤い点のあたりですね。

 

 

上巨虚

 足の陽明胃経にある大腸の下合穴、上巨虚。

 下合穴は六腑の病で使用されるツボで、全て下肢にあるのが特徴的です。上巨虚は大腸と言われていますが、主に上腹部の不調で使用します。

 取穴部位は下腿前面で、足三里から下方3寸に取ります。

 また、そこからさらに下方3寸(足三里から下方6寸)には下巨虚というツボもあり、こちらは小腸の下合穴とされています。主に下腹部の不調で使用します。

 

最後に

 胃腸の疾患に効果のあるツボについて紹介しました。

 これで胃もたれや下痢などに見舞われても対処することができるようになると思います。

 それではまた次回、お会いしましょう!

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