今回は昆虫の中で、芋虫がなぜよう呼ばれのるのか。その由来についてお話しします。
今回は昆虫の名前の雑学。芋虫がなぜ、芋虫と呼ばれているかについてお教えしましょう。
・・・いやそれ、興味あるやついる?
さすがにニッチなんじゃ・・・
・・・・・
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はい、始めまーす・・・
芋虫の名前の由来とは?
皆さんも一度は目にしたことのあるであろう芋虫ですが、一体何の虫なのかご存知でしょうか?
『芋虫』とは蝶または蛾の幼虫のうち、毛虫ではないものを指します。毛虫よりコロコロとして可愛らしく見えますよね。
基本的に植物を食べて育つので、親の成虫は餌となる葉の上などに卵を産み付けます。そのため芋虫は生まれた瞬間からご飯を食べて生きていくことが可能です。
そんな芋虫がなぜ、そう呼ばれるようになったのか。本題に入りましょう。と言っても、理由なんて意外に単純なものなんです。
イモムシは漢字では、ご覧のように『芋虫』と書きます。
だからと言って彼らはとても芋には見えないし、似ても似つきませんよね?
これ、実は最初はサトイモやサツマイモなどの葉を食料とするスズメガ科の幼虫につけられたものなんです。
つまり、芋の葉を餌にする種類の虫をそう名付けたというわけ。
でも芋虫と言えば、どんな幼虫もそれなりに風貌が似通ってますよね。
だからまとめて『芋虫』と呼ばれるようになったのではないでしょうか。
実はあのポケモンのモデルにも!?
ところで芋虫と言えば、見た目がよく似たポケモンがいることをご存知ですか?
そのポケモンとは、ずばりコレ!初代から登場している『キャタピー』です。
キャタピーの名前の由来は英語の『caterpillar』。これは日本語で芋虫・・・と言いたいところですが、実は毛虫です。
そしてモデルになっているのはこちらだと思いますが、何の幼虫かわかりますか?
答えはアゲハ蝶の幼虫です。キャタピーの赤い角のようなものは、アゲハの幼虫の臭角と呼ばれる器官。身の危険を感じるとこれを出して、敵を追い払うんです。
私は実際に嗅いだことはないですが、結構臭いらしいですね。足の臭いに似ているという人もいますが、真相は謎。また、手につくとなかなか臭いが取れないそうです。ちなみにこんな感じで角を出すみたい。
アゲハの幼虫が臭角を出す様子をスローで撮影しました😳。臭角が出る時、分泌液が滴💦となって飛び出ています。臭角をしまうとき、表面についていた分泌液も吸い込まれていきました😌。#アゲハチョウ #臭角 pic.twitter.com/k6tCCGXMCK
— M31nebula (@masamun75) September 13, 2020
今回のまとめ
芋虫の由来についてお話ししました。
芋の葉を餌にする種類の虫を芋虫と呼ぶようになったというだけの単純な話でした。
どちらかというと今回はオマケが本編になってしまいましたね、すみません。
あと言い忘れましたが、今回は虫注意です
今さらだよ!!
それではまた次回、お会いしましょう!
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