最近の幼児虐待事件が元のVR体験動画を観た結果惨すぎて泣きかけた

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 今回は最近の幼児虐待事件を元にしたVR体験動画を視聴した、私の率直な思いをお伝えします。

私が観たのは、Youtubeで公開されている2018年に横浜市で実際に起きた幼児虐待事件を元にした動画です。

この動画をご覧になる上で、動画を製作された公式から注意事項がありますので載せておきます。

 ※本コンテンツには衝撃的な内容が含まれています。気分が悪くなったりした場合はすぐに視聴を止めてください。

※本コンテンツは調査、研究目的を伴うプロトタイプ(試作版)です。

出典:WESTE &Co. Youtube動画概要欄より

公式からの注意書きにもありますが、ガチで閲覧には気をつけてください

ですが、児童虐待というもののリアルを知っていただくため、このように紹介させていただくことにしました。

もしも観る勇気がなかったり、視聴の途中で心が折れてしまったら、全編視聴した私が動画内での状況を説明していますので、こちらをクリックするかそのままスクロールしてください。

 

この動画を観た私が感じたこと

 まず一言申させてもらうと、泣きそうになりました。大げさに感じられるかもしれないですが、こんなの心が壊れます。

大人の私がそうなのですから、事件の被害者となった子どもの精神的な負担は、私などにはとても想像ができません。

 

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ちなみにこの先は、視聴中に心が折れた方のためにかなり砕いた表現の文もあります。

そのため不謹慎と思われる表現が混ざっているかもしれないことを、先にこの場にてお詫び申し上げておきます。

冒頭のシーン

 まずは冒頭です。PSVRで視聴したのですが、母親役の演者の声が心に響く。そしてあの表情。

あなたがさっさとやらないから、私が怒られるんじゃない!」と言外に言われているのをひしひしと感じます。親というよりも、まるで大きな子どものようでした

父親は父親でスマホをいじるだけで何もせず、偉そうにああだこうだというばかりでなく、喧嘩を始め、しまいには母親を連れて部屋の外に出て行きます。おそらく日常的なDVもあったのでしょう。

ここまでで視聴中の私は涙目。心を折るには十分すぎる内容でしたが、結末を見届けようと意を決して動画を進めました。

 

中盤のシーン

 シーンが変わってベランダになります。父親が私(子ども)の隣に座って語りかけてきますが、内容がヤバい。

母親が好きか聞いたあと、一方的に嫌いだろと決めつけて「あいつ、いつか56コロしてやるから」と囁きます(表現が直接的すぎたのでぼかしました)。

その後、正面に回ったと思うと「内緒だぞ」と言って手を出すように指示します。

この後のシーンで私は最初、この子どもが何をされたのか理解できませんでした。

吸っていたタバコを私(子ども)に近づけます。内緒って言ってたので、最初は吸わせたのかなと思ったのですが、よく見るとタバコの向きが違うんです。

吸わせるならばフィルターの方を向けるはずなのに、明らかに火のついた方を向けています。いや吸わせるのも大問題ではあるんですが。

ここでハッとして言葉を失いました。「こいつは子どもの手(あるいは腕?)にタバコの火を押し付けている」と。昔のヤンキーなどがやっていた、いわゆる根性焼きです。

漫画やアニメなどフィクションの世界でだけ観ていたあれを、こいつは実の子ども相手にやったんじゃないかと。

ふざけやがってぇ!!「逃げんな」じゃねぇ。逃げるわんなもん。

「そんな目で俺を見んなよマジで」じゃねぇわ。「俺は悪くねぇ!」って顔しやがってよぉ。

しかもしまいにゃ「お前もかあちゃんと一緒で56すぞ」だと?

子どもに痛い思いをさせても、悪びれる風も一切なし。少し抵抗するような素振りを見せれば恐喝し、反抗できない子どもに暴力を振るっている。

こんな親と呼べないクズが現実に存在しているという現実を目の当たりにさせられました。

 

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最後のシーン

 再び画面が切り替わってリビング。クズどもが何やら話をしています。それを私(子ども)は部屋の隅でじっと見ているしかない。男が典型的なDV男というのも、ここでがっつり認識できます。

明らかに女に対して優しい言葉をかけているんです。普段は暴力を振るうにも関わらず。

それからおもむろに女の方が立ち上がったと思うと流しへ向かい、「ねぇ。これでアイツ綺麗にしようよ」などと意味不明なことを言い出します。男も「いいかも」と乗り気です。

「何を言ってるんだ、この女は?」と私は思いましたが、この直後、又しても衝撃的なことが。

私(子ども)の前で何かが入った容器の蓋を開け、「いい匂いだよ」「美味しいよ」と何かを飲ませようとしてきます。

抵抗できるわけもなく飲まされるのですが、その時のクズどもの笑顔はまるで、悪魔に取り憑かれたかのような毒々しいものでした。

あんな凶悪な笑みを人間が出せるものなのかと恐怖し、同時にこの子どもが飲まされているものが何なのかも考えました。

キッチンから持ってきたことを考えると、洗剤かハイターのような塩素系漂白剤というところでしょう。しかし、後者ならばいい匂いなどしないはずなので、洗剤なのかなと考えました。

どっちにしても美味しいわきゃねぇだろ!「綺麗になろうね」じゃねぇわ。

お前らがいっぺん頭ん中全部綺麗にしてから戻ってこいや!

そこで画面が暗転します。二人の凶悪な笑顔に見守られて・・・。

 

最後に

 児童虐待体験VRについてお話ししました。

 正直、思い出しては所々動画を見返しながら書いてても辛かったです。

 ところで最近は、虐待のニュースを以前よりも多く耳にするようになったと思います。

 動画内でも言っていますが、平成27年度時点でも、相談所への通告は10万件以上あったそうです。

 今この瞬間も、同じように苦しんでいる子どもがいると思うとやりきれません。

 また、自分がどれほど恵まれ守られて育ててもらったのかも改めて考え実感する機会となりました。

 それではまた次回、お会いしましょう!

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