今回は生き急ぐと死に急ぐの2つの言葉の意味の違いについてお話しします。
今回は言葉の雑学です。
みなさん1度はドラマだとかアニメ、小説などでこれらの言葉を耳にしたことがあると思います
確かにちょっと気にはなるけど・・・ノリスケさん、最近ニッチなネタ攻めすぎじゃない?
ネタ切れか?ネタ切れなんか?お?お?(煽)
HAHAHA。ネタ切れなんて何を馬鹿な。
・・・さ、始めますよー
(逃げた・・・)
(逃げたな・・・)
生き急ぐと死に急ぐの違いとは?
『生き急ぐ』と『死に急ぐ』。どちらも似たような響きの言葉ですが、その意味合いまでも同じなのでしょうか?
その答えを先に述べるならば「NO」です。ならばどのような違いなのか?気になりますね。
それぞれの言葉の意味について、まずは知ってみましょう。
生き急ぐの意味は?
人間には寿命がありますが、それがあるにも関わらず、生きる態度に慎重さや重みがない『軽薄』な生き方をしていることを表す言葉。それが『生き急ぐ』です。
簡単に言い換えるならば、人生を軽く見ているということ。
このタイプの人は、自分の中に夢中になれるものやそれに近いものを探すことで『人生を早く進めてみたい』と考えます。人生をゲームに例えてみましょう。
人生なんてクソゲーだ
まあまあ、それは置いといて
ゲームをしていて『早く物語の先が観たい、結末を知りたい』と思うのは当然ですね。私もRPGでは特にそう思います。
それは人生というゲームにおいても同義で、生き急いでいる人は『自分の人生の終着点がどんなものなのかを早く知りたい』と先に先に進みたがります。
そのような落ち着きのない『性急』な生き方をしてしまうから、他人から見ると生き急いでいると思われてしまうのです。
死に急ぐの意味は?
では『死に急ぐ』はどうでしょうか?『生き急ぐ』によく似てはいますが、実はこれ、かなりネガティブな言葉なんです。
というのも『自分から寿命を縮めようとする』あるいは『今はまだ死ぬべきでないにも関わらず、自分から死に近づくような行動を取る』などの意味を持つからです。
私の知る中でこれらの特徴を持つアニメ・ゲームキャラで特に印象に残っているのは、次の2人。
ストライクウィッチーズの『ゲルトルート・バルクホルン』とスクールガールストライカーズ(スクスト)2の『雪代マリ』です。
引用:ストライクウィッチーズROAD to BERLIN公式サイトよりゲルトルート・バルクホルン
引用:スクールガールストライカーズ2公式サイトより雪代マリ
両者とも、初期の頃はまさにこの『死に急ぐ』がぴったり当てはまっています。
バルクホルンは祖国を侵略した敵であるネウロイに対して強い恨みと復讐の感情を持っており、無茶をして文字通り一度死にかけるまで、その行動が改められることはありませんでした。
一方のマリは、ある事情から自分の未来には救いがないということを知っており、それが原因となって自ら危険な任務を引き受けたり単独で偵察行動に出たりといった、死にたがるような無茶を繰り返していました。
今回のまとめ
生き急ぐと死に急ぐの違いについてお話ししました。
生き急ぐというのは『何か夢中になれるものに取り憑かれてしまい、それが原因で落ち着きがなくなった結果、死に向かう恐れがある』ということ。行動の意味としては非常に前向きと言えます。
一方の死に急ぐは『自分から人生の終着点を決めてしまい、そこをゴールと決めて行動すること』です。
例えば『20歳までは頑張って生きるけども、20歳を迎えたら死んでしまおう』などと、行動に関して最終的に後ろ向きな考えを持っていることです。
たったこれだけなのに、なかなか興味深い違いがありました。
ただどちらも意味合いとしては『死を意識している』と言えますね。
それではまた次回、お会いしましょう!
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