うっせぇわはなぜ人気?嫌いだった奴がちゃんと聴いてみて思ったこと

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 最近のトレンド曲といえば『うっせぇわ』なのでしょうが、私もなんとなく嫌いで聞いたことがありませんでした。でも人気の理由は気になっているので、この際だから一度きちんと聞いてみて、真面目に考えてみようと思います。

 

うっせぇわとは?

 今、実際にうっせぇわを聞いてみましたが、正直変なプライドで聞いていなかったことを恥ずべきだったと思っています。

「所詮はミーハーで流行ってるだけだろ?」とか思って嫌っていたので。本当に申し訳ありませんでした。

 

 さて、うっせぇわは昨年10月に公開された動画で、現在すでに9000万回以上の再生回数となっています。これは3月中の1億回再生待ったなしでしょう。

歌っているのはシンガーソングライターのAdoという方で、何と現役の女子高生!

この曲をリリースした日が17歳最後の日、同時にメジャーデビューも果たした日であるとのこと。れっきとしたプロの方でしたね。

PVのサムネを見た感じだけで「またボカロの歌い手か?」なんてことも思ってました。重ねてごめんなさい。

おそらくこのギャップが、売れた理由のひとつとして挙げられるでしょう。

 

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 ギャップという例で言えば、アニメソングを歌う『ClariS』も、デビュー当時は女子中学生のユニットと言われていましたね。あれは私も驚いた記憶があります。「本当に女子中学生なのかよ!?」と。

また、同じくアニソンを歌っているのですが『亜咲花』にも驚きました。デビュー時の年齢は、なんとAdo氏と同じく17歳。アニメ『オカルティック・ナイン』のEDでデビューしたようです。

私もこの作品を視聴してはいましたが、EDまで注目しておらず、初めてきちんと知ったのはアニメ『ゆるキャン△』のOPでした。

 

 でもこのAdo氏の歌唱力は素人の耳でも高いことがわかります。これだけ激しい音階の動きがあっても外すことなく出せているのは純粋にすごい。

これは私のような素人ではカラオケで真似をしようとしても無理だと思います。

それと一回聞いただけで耳に残るサビのフレーズ。タイトル回収のフレーズですが、これは中毒になる人が出てもおかしくないのも頷けます。

あと個人的には曲調も大好きですね。PV映像の恐怖感を煽るような暗い感じと相まって、よりダークに演出されていて、とても良いと思います。

ちなみにこれはどうでもいいのですが、PVの絵が『キルラキル』の雰囲気に似てるのも好きなポイントです。

 

 このうっせぇわが売れる理由ですが、歌詞の共感性の高さもあると思います。実際、2番の歌詞の飲み会を表しているところは、自分が鍼灸師として最初に働き出した時を思い出しました。

 

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 鍼灸業界は基本的に縦社会とは言え、新しく事務で入社する人の歓迎会の幹事を入社から2ヶ月ほどでいきなり任され、右も左も全然わからない中であれこれと気を使わなければならなかったりしたこととか、自分が入社したての時の歓迎会前のパワハラじみた「あなたが一番飲み食いしなきゃダメだよ」という発言とか。

他にも今にして思えば親切心の押し付けと思えるような発言や、色々と「理不尽だな」と思えても我慢しなければならないことが沢山ありました。

私はそれらをなるべく気にしないようにしているつもりだったのですが、とうとうある雪の日に仮病を使ってしまい、そのまま2度と出社することはなく、院長から「一度話そうか」と連絡が来て話し合った結果、退社を選択しました。

おそらく無意識下で積もり積もった「うっせぇわ」が爆発し、私の場合は反感ではなく心が折れてしまったのだと思います。

嘘だと思われるでしょうが、あの時リアルに心の中の芯が折れた音が聞こえたくらいです。その瞬間に「あ、もういいや」ってなってしまったんですよね。

 

 少し話は逸れましたが、そういった様々な嫌な思いをこの曲は代弁してくれていると思います。パワハラ・ブラック企業などがさらに多くなっていますし、考えなしの頭ごなしに理不尽に命令してくる上司なんかも多そうですし。

そんな風潮もあるので今の若い人たちなら、なおさら突き刺さるんじゃないでしょうか。それもあってのこのヒットなのでは?とも思います。

 

最後に

 うっせぇわのヒットの理由について考えてみました。

 聴かず嫌いをしていた自分が恥ずかしいと思えるくらい、良い曲だと思います。

 一部では教育に悪いとか言われていますが、現代社会の理不尽に物申すという点ではいい曲だと思います。

 あとAdo氏にアニソンを歌ってもらえたらカッコいい曲が出来上がりそうなので、いつかそういうオファーがあったら受けてみてほしいなとも思いました。

 興味が出た方にはぜひ一度聞いて欲しいのですが、Youtube上での視聴しか許可されていないようですので、以下のリンクからどうぞ。

 →【Ado】うっせぇわ (チャンネルの動画に直接飛びます)

 それではまた次回、お会いしましょう!

 

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