今回はスタッドレスタイヤで慣らし運転が必要な理由を解説します。
ノリスケさん、聞いてください!
この間、生まれて初めて新車を買ったんです!
おお、おめでとうございます!
以前から新車が欲しいと言ってましたもんね
ちなみに何の車にしたんですか?
ト◯タのラ◯ズにしました!
前からSUVに憧れがあったのもあって、取り回しがよくて手頃な価格だったし、思い切って貯金はたきました!
良いですね〜
納車はいつ頃の予定で?
年明けの1月半ばくらいって話でした
ただちょっと気になってることがあって…
北海道って冬はスタッドレスにしないといけないじゃないですか
あれって確か、新品は雪の少ない路面で慣らし運転しとかないといけなかったような…
真冬で雪がしっかり積もってるだろう中での納車なんで、そこがちょっと心配で
でも何で慣らしが必要なんだろう?
それでは今日は、「スタッドレスタイヤに慣らし運転がなぜ必要なのか?」についてお話ししましょう
スタッドレスタイヤに慣らし運転が必要なのはなぜ?
実はスタッドレスタイヤに限った話ではなく、夏タイヤの場合でも慣らし運転はした方が良いとされています。
ではこれが何故必要なのかということですが、結論を一言で言うと、タイヤ本来の性能を引き出すこと。これに尽きるでしょう。
出来上がったばかりのタイヤには表面に少し硬いゴムの薄皮がついているため、これを慣らし運転によって摩耗させて減らすことによって、タイヤが本来持っているグリップ力を発揮することが可能になるのです。
スタッドレスタイヤの場合はタイヤの内部に気泡が注入されていて、この気泡が表面に出てくることで凍結した路面での性能を高める仕組みになっています。
そのため表面の薄皮を剥いて気泡が表面に出てきやすくしてあげることが必要となるわけですね。
慣らし運転に必要な距離や速度は?
それでは実際に慣らし運転をするとして、どのくらいの距離や速度で行うと良いのでしょうか?
これはメーカーによって細かくは異なるのですが、スタッドレスタイヤの場合では概ね時速50〜60kmで100〜200kmの距離を丁寧な運転で走行するということが基本のようです。
丁寧な運転→ここ、とても重要です。急発進や急加速、急ブレーキなどの荒っぽい運転はタイヤの偏摩耗の原因となってしまい、グリップ力を落とすほか、タイヤそのものの寿命を縮めてしまうことになりかねません。
そもそもそんな荒っぽい運転をしていては、タイヤに限らず交通事故の元となってしまいますのでお気をつけください。
終わりに
スタッドレスタイヤに慣らし運転が必要な理由についてお話ししました。
今はタイヤそのものの性能が向上しているので、絶対に慣らし運転が必要かと言われればそうでもないそうなのですが、タイヤ本来の性能を引き出したいのであれば十分に慣らし運転をしておくことをオススメします。
ただ、本格的に雪が降り出してからでは遅いため長期の天気予報などを参考にしながら、新品のタイヤを買う際には慣らし運転の期間を含めた余裕のあるタイヤ交換を心がけたいものですね。
それではまた次回、お会いしましょう!
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