延期された東京オリンピックの開催が、またも危ぶまれてきました。止まらない新型コロナのパンデミック。その再拡大によるところが大きいです。
このまま中止となった場合、選手村やそこに建築されたタワマンは使われないことになります。が、私は利用法として、2つの可能性を考えました。
東京五輪中止に伴い利用されなくなる選手村に残る可能性
止まらない新型コロナの感染拡大を受けて、ネット上では五輪に充てた費用をコロナ対策に回すべきとの意見が多数出ています。延期の時点で既に、多額の追加費用を捻出してしまっている日本。
それがどこから出ているかと言えば、私たちの税金です。それならば確かに、五輪は中止してコロナ対策や国内のワクチン開発の追加費用として充てて欲しいところです。
そのような理由から東京オリンピックが、今回は延期でなく中止となる可能性が出てきたわけですが、では五輪に参加する選手の滞在のために建てた選手村のタワーマンションはどうなってしまうのでしょうか。
これについて私は、2つの可能性を考えました。
1つは通常のマンションとして、管理者を付けて不動産として管理していくことです。選手村のタワーマンションも、もしも五輪が開催されていたとしてもそれが終わればただのマンションになります。
そうであれば中止となったとしても、アパートでいう大家のような管理者をつけて住人を住まわせて部屋を貸し出し、管理していくのが合理的です。
ですから現状タワマンを買い付けたり、買いたい人というのは、そういった先の視点を持ち合わせているのではないでしょうか。今、その選択が本当に正しいかはわかりませんが、何にせよ後の利益のための先行投資ですね。
もう1つの可能性は、五輪の選手たちのために建てたタワーマンションをコロナ軽症者の療養所として利用する、ということです。
コロナの爆発的な感染が続いているなか、病床数が足りず自宅療養せざるを得ない患者が多数いるのは現状最も憂慮すべき事態。今はホテル等も一部、軽症者の療養に解放されてはいますが、いずれ足りなくなるでしょう。いえ、それすらもう足りていないのかもしれません。
しかしタワマンを解放することで、多くの軽症者の療養にあてがうことができます。そして仮にそうなった場合、その所有権は一時的に国が持つべきと考えます。
国が管理する場合はおそらく全額、新たに予算編成された中から諸費用が捻出されるでしょう。また、国からの依頼のため、衛生管理のための清掃業者なども大々的に募集できます。
それから1部屋に1つ、もしも重症化した場合のため、ボタンひとつですぐに救急隊に繋げられるような通信用ホットラインを枕元に備え付けられれば理想的です。そうすれば、より迅速に重症者を病院に搬送することができると思います。
最後に
五輪中止に伴う選手村に残るタワマンの可能性についてお話ししました。
今回述べた可能性は、あくまでも私個人としての意見や考えです。
例え五輪が中止でも、このような形で利用できればせっかく建てたタワマンも無駄にならずに済むと思います。
それではまた次回、お会いしましょう!
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