高カカオチョコレートの効果で肝機能の改善が本当にできるのかを試す

体の雑学
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 ここ数年でコンビニも並ぶようになったカカオ含有量の高いチョコレート。実は私は食べたことがないのですが、なんと肝機能の改善に効果があるというのです。

そこで今回、私自身も肝臓の数値で気になっているところがあるので、その効果を自らの体で試してやろうと思います。

 

私が高カカオチョコを試してみようと思ったきっかけ

 私は前回(昨年11月)の血液検査でALTの数値が上限ギリギリを記録しました。ALTとは肝炎や脂肪肝、肝硬変などで高くなる数値なのですが、これが43となっていました。ちなみに45が上限です。つい1年半前くらいまでは16という数値だったのに、どうしてこうなった。

このままだと近いうち、私の肝臓はフォアグラになってしまうでしょう。

また、先ほどどうしてこうなったと言いましたが、原因は自分でもわかりきっています。間違いなく飲酒です。休肝日なんて覚えている限り、この1年では作っていませんでした。

それで半月ほど前から週に2回、必ず休肝日を取り入れる努力をしています。

というのも前回の血液検査の結果を思い返して「年末年始も飲みまくっちゃったし、これは休肝日作らんといよいよヤバイなー」とぼんやり考えていたところに、アニメ『はたらく細胞BLACK』の第2話が放送されました。それを観て「肝細胞さんを休ませてあげなきゃ・・・」という使命感が湧いたためです。

そうと決めればできる私なのですが、飲酒の習慣がついてしまったせいで「1本くらい、いいかな」という悪魔の囁きが・・・。

別に『アルコールがなくて手が震える』とかのガチめの禁断症状が出るわけではないんですが、飲みたいと思ってしまうこと自体が、立派にアルコールへの依存なのでしょう。本当に怖いものです。

 

高カカオチョコレートの持つ、肝機能改善効果とは

 前置きが長くなってしまいましたが、今回の実験の肝となる部分の話に入っていきましょう。

 肝機能の改善に効果があると期待される高カカオチョコレートの成分ですが、それはズバリ、『ポリフェノール』。

これが高カカオチョコレートにはふんだんに含まれているため、脂肪肝になるのを抑えて、さらには肝臓の働きを助けて代謝を上げてくれるのです。

また、肝臓の代謝が上がると全身の基礎代謝も上がるため、摂取したカロリーを効率よく燃焼してくれる効果も期待できます。

 

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どのタイミングで、どのくらいの量を食べると良いのか?

 オススメされているのは70%以上のチョコを、1日5回に分けて5gずつ食べる方法です。合計すると25gですね。

 朝食前・10時のおやつ・昼食前・3時のおやつ・夕食前といった具合でしょうか。

 私も試してみたいところですが、私の現在の生活リズム上、この方法は向いていません。

 そこで私は、起床後の朝食兼昼食の前に1つ、仕事の合間の休憩で2つ、夕食の前に2つといった風にして食べてみようと思います。

カカオの成分は体内に残りにくいらしいので短時間で一気に食べるのはオススメされていません。それを踏まえて割り振るとすれば、これしかありませんでした。

 なお、食事前にチョコを食べると血糖値の上昇も抑えられます。「いやいやチョコやで?」と思ったあなた。これ、実はベジファーストと同じ考え方なのです。

というのも、チョコに含まれるカカオマスは食物繊維で、食事の20分前に食べることで、野菜と同じく余分な糖を吸収してくれるため血糖値が上がりにくくなると言われています。

加えてチョコには『レプチン』という成分も入っていて、これは食欲を抑えてくれる効果を持っています。つまりチョコを食べることで、食べ過ぎも防げるということです。

食事の始まる20分前に、チョコを舐めるようにゆっくり食べるのが効果的とのことなので、これも実践してみようと思います。実は空腹時血糖の数値も、順調に上がってきているので。

今はまだ気にするほどでもないんですが、このまま行くと糖尿病予備軍にもなってしまいますしね。

 

最後に

 高カカオチョコレートの肝機能改善効果についてお話ししました。

 これから高カカオチョコ生活をスタートさせてみようと思います。

 あと半年もすればまた血液検査があると思うので、その時にどれだけ変化したのか、結果を報告します。

 それではまた次回、お会いしましょう!

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