苦味のあるものといえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?お茶?コーヒー?はたまた漢方薬?実はそれらを遥かに凌駕してしまう物質がこの世に存在するのです。
それがデナトニウム。なんと、世界一苦い物質としてギネスにも認定されているほどのものなのです。
今回はこのデナトニウムがどんなものなのか、お話ししていきます。
デナトニウムとは?
デナトニウムは世界一苦いという謳い文句の通り、10億倍に薄めても苦味が残ると言われています。
しかし毒性は意外にも全くないとされていて、誤飲防止の添加物として化粧品や殺虫剤、洗剤、シャンプーなど幅広く利用されています。
また、子供が遊ぶおもちゃやSDカードなどの表面にも塗布されていることがあり、苦味がするということで有名になったニンテンドースイッチのゲームソフトにも塗布されています。
はい。ということで実際にスイッチのソフトを舐めてみることにしました!
犠牲になってもらったのは『星のカービィ スターアライズ』です。では裏側を失礼して・・・。
!?
マジでえげつない苦味なんだが!?これまで感じたどの苦味より強いかも!
本当に舌先でチロッと舐めただけ。なのにこの苦味!
何なら苦いを通り越して少し舌がピリピリするような感じさえしました。
これは確かに誤飲防止には効果的だと思います。これ苦すぎて、小さい子供なら泣くかもなぁ。
シャレにならないので決して、興味本位で舐めないことをオススメしておきます。
ちなみにこのデナトニウムは、ネット通販でも簡単に手に入れることが可能のようです。危険性がないためか、割と手軽に購入できるようになっているみたいですね。
子供の爪噛みの防止のためだとか、ペットのしつけ用のものなど様々あるようです。
今回はペットのしつけ用をご紹介しておきます。食品添加物の原料を100%使用していて、舐めても安全!舐めたくないけど!
かじり・引っ掻き・いたずら・食フンに対して効果を期待できます。
ただし、一度の使用では数分もすると再び同じ行動を始めてしまうようなので、継続的に根気よく使用してしつけなければいけないようですね。
さらに苦くしてやろうという狂気の実験が存在していた!?
実はこのデナトニウムをさらに苦くしてやろうと試みた科学者がいました。その名は『ドクターくられ』。
アニメ化もされている少年ジャンプの人気漫画『Dr.STONE』の科学知識の監修もしている方です。
その様子を収めた映像がありますので、ご覧ください。
通常のデナトニウム水溶液をケーキにかけた状態のものを味わうところから再生されます。
加えたのはカフェイン適量、サッカリン全量。
それからデナトニウムをもうひと押し(ここ狂気ポイント)。
なんというか予想通り、地獄の液体が完成しましたね。味の感じ方の表現が上手だなあと思いました(小並感)
それにしてもくられ先生から感じる狂気は中々です。
やや煽られたとはいえ平然と「じゃあこれ足しとくか」って追いデナトニウムするしw
隣の助手(?)君をペットって呼んでモルモットにしようとしたうえ自分だけ口直しのケーキ食べてるしww
これには狂気のマッドサイエンティストを自称する鳳○院凶真もニッコリでしょう。
ちなみにサッカリンについては、当サイトでも以前に解説しています。世界初の人工甘味料と言われているものです。
最後に
デナトニウムについてお話ししました。
その苦さを身を持って知りました。やっぱり実際に試すっていうのは大事なことですね。
あまりに強烈で記憶に残りそうな苦味でした。
人間の脳は、自身にとって強烈な刺激であるほど長く記憶していられます。
恥をかくような目にあったり、恐怖や怒りの感情といったネガティブなことほど長く覚えているのはそのためです。
反対に楽しいことはすぐに忘れてしまいがちになります。
この苦味もそんな類でしたね。あ、やばい。まだ舌先が若干苦い・・・。
そ、それではまた次回、お会いしましょう!

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