内臓脂肪と皮下脂肪 落としやすいのは?減らすための3つの生活習慣

生活に関係する雑学
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 最近、太り気味で内臓脂肪や皮下脂肪というのが気になってきた。でも一体、自分はどっちなんだろうと思っていませんか?

落としやすいのはどちらでしょうか?実は付きやすい場所も違うんです。

今回はこれらの違いと、脂肪を減らすための3つの習慣についてお話しします。

 

内臓脂肪と皮下脂肪の付着する場所の違い

 同じ脂肪とはいえ、この2種類は役割も体への影響も異なります。

 皮下脂肪は皮膚と筋肉の間に付着する脂肪で、内臓脂肪は文字通り内臓の周囲に付着する脂肪のことです。

内臓脂肪はどの内臓にも付着しますが、特に腸の周りに多いと言われています。

イメージするとすれば、豚の内臓。その中でもシロコロホルモンでしょう。あれは豚の大腸です。たっぷりの油が含まれていますよね。

 

 皮下脂肪は体の隅々に付着して、体温を維持したり筋肉を保護する役割を持ち、内臓脂肪は内臓の位置を保ったり、内臓同士のクッションの役割を持っています。

どちらも同じ脂肪組織でできていますが、付着する部位が違うためにこのような違いが生まれています。

脂肪と聞くと良いイメージを持てないかもしれないですが、どちらも体にとって重要で必要なものなのです。

 

内臓脂肪と皮下脂肪を見極める方法

 自分についている脂肪が内臓脂肪か皮下脂肪かを見極めるには、次のような方法があります。

 

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体型から見極める

 体型から見極める方法としては、『洋ナシ型』と『リンゴ型』があります。

 洋ナシ型は皮下脂肪型の肥満。太ももやお尻に脂肪が集中しているタイプの方が当てはまります。

皮下脂肪は先ほども説明した通り、体温を維持するという役割を持つため、元から体温調節に関わる部位であるお尻や太ももに集中して付着します。

そのため大腿四頭筋やハムストリングス、大臀筋など臀部の筋肉が衰えてしまうと脂肪が目立つようになってきてしまうので、下半身中心に脂肪のつく体型となってしまうのです。

 

 一方、リンゴ型は内臓脂肪型の肥満。お腹に脂肪が集中しているタイプの方が当てはまります。

内臓を覆うように付着している内臓脂肪。これが蓄積すると、お腹だけが大きく膨らんで見えてきます。

対して胸や足などはそれほど太っていないように見えてしまうため、まるでリンゴのような丸い体型に見えてしまうのです。

 

皮膚の感触で見極める

 皮下脂肪の場合は皮膚の下に脂肪が付着しているので触りやすく、何なら表面からもつまめてしまうので柔らかく感じます。

 一方、内臓脂肪は直接触れることはできません。しかし内臓脂肪が溜まっている場合はお腹の中から膨らんでくるため、パンパンに突っ張ったような感触がします。

 

体温で見極める

 皮下脂肪は保温の役割があるので、触ると基本的に温かく感じます。ただ、前提として体が冷えてしまっている場合は、その状態を維持してしまうので冷えが改善されず、冷たいままになってしまっていることもあります。

 一方、内臓脂肪は多くなってしまうと内臓そのものの機能を弱めてしまいます。それが長期間続くと、血管性の病気を患ってしまうこともあり得ます。

ですから、体温が低くなっていたり皮膚表面が冷たい場合には、内臓脂肪が多くなっている可能性が高いでしょう。

 

内臓脂肪と皮下脂肪、落としやすいのは?

 脂肪が貯まった時、比較的落としやすいと言われるのは内臓脂肪です。どちらの脂肪でも、増えやすさ・減らしやすさというのは貯金に例えられます。

皮下脂肪は引き出しに時間がかかる『定期預金』で、内臓脂肪は貯金しやすく引き出しもしやすい『普通貯金』となっています。

内臓脂肪は臓器の周囲に走っている静脈のおかげで肝臓へ運ばれやすいため、エネルギーに変換されやすいのです。

このため蓄積も早いですが、食生活を改善したりすると、より減らすことができるでしょう。

 

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脂肪を減らす3つの習慣

 ここからは、内臓脂肪や皮下脂肪を減らしていくために心がけると良い習慣をお話しします。

食事内容の改善

 油っこいものや甘いものの偏食、炭酸飲料などの甘い飲み物を日常的に飲んでいる場合は、これをまず控えましょう。

確かに糖や脂肪は三大栄養素にも数えられていて、毎日摂取が必要なものではあります。

ですが、食べ過ぎてしまってはエネルギーの過剰摂取となってしまい、皮下や内臓に脂肪が貯まっていきます。

野菜も食べるようにして、出来るだけお茶や水などを飲むように心がけましょう。

また、お酒も飲み過ぎてはいけません。お酒にも糖質は含まれていますし、食欲を増進させてしまう効果もあります。

その欲に従って、おつまみなどを食べすぎてしまったら・・・?

 

有酸素運動

 内臓脂肪を燃焼させるには有酸素運動が必要不可欠です。脂肪燃焼にかかる時間は、運動開始から20分以上というデータがあります。

ただ、いきなり無理な運動を行う必要はありません。まずは家から駅などへの道のりや、買い物の際に20分以上かけて歩くようにすることなどから始めていきましょう。

そうすることで、内臓脂肪の消費に繋がっていきます。

大切なのは、持続的に体を動かす習慣です。

 

無酸素運動

 皮下脂肪は筋肉の衰えによって蓄積されていきます。ですので、筋肉を動かして働かせることが皮下脂肪消費につながります。

そのためにも筋トレを日頃から取り入れると良いでしょう。

やはり、「筋肉は裏切らない」は正しいということでしょうか 笑

 

最後に

 内臓脂肪と皮下脂肪の違いと脂肪を落とすための習慣についてお話ししました。

 1度付くと落ちにくいと言われる皮下脂肪でも、筋トレで筋肉を鍛え、基礎代謝を高める体づくりと食事改善、有酸素運動も組み合わせて続けていれば、きっと脂肪を落とすことに繋がっていきます。

 それではまた次回お会いしましょう!

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