ロイテリ菌とは何か知ってる？自閉症にも実は効果がある！？

　ロイテリ菌という菌を聞いたことはあるでしょうか？今、健康面で注目されているのですが、実は自閉症にも有効と言われていて研究が行われています。

今回はロイテリ菌がどんなものなのかについてお話ししていきます。

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ロイテリ菌とは

　ロイテリ菌は母乳に多く含まれている善玉菌のうち、乳酸菌の一種です。体の中の細菌の均衡を整えて免疫力を強化し、病原菌を排除する力を高め、体の底力をあげてくれます。

ロイテリ菌はヒト由来の乳酸菌であることから、多量に摂取しても重篤な副作用が出ることはまずありません。また天然の抗生物質とも呼ばれていて、体内に存在する悪玉菌だけを選択して攻撃することができます。

これによって常在菌のバランスを理想的なものとしてくれる上に、腸内の環境も整えてくれるのです。

　ロイテリ菌は自閉症を持つ子供にも効果があると言われています。その理由として考えられているのは、ロイテリ菌が脳内のオキシトシンの分泌に関わっていることです。

オキシトシンは『幸福ホルモン』とも呼ばれるもので、スキンシップなどで分泌が誘発され、ストレスの軽減や精神的な安らぎ、多幸感を与えます。

また、出産時にも分泌されて子宮を収縮させて出産を促し、出産後には母乳を出すためにも放出されるホルモンです。

自閉症患者に対してこのオキシトシンを投与することで、脳の前頭前野の活動が増大し、症状の改善がみられるといった報告も上がっています。

したがって「ロイテリ菌を摂取することでオキシトシン投与と同様の効果が得られるのでは？」ということで、自閉症患者に対して効果があるかもしれないということから、研究が行われています。

　では、そんな体にとってメリットしかないロイテリ菌を摂取するにはどうすれば良いのでしょうか？

　食品であればヨーグルトに多く含まれているのですが、中でも『L.ロイテリ菌プロデンティス株』など、ロイテリ菌がパッケージ等に謳われている商品を選びましょう。

もうひとつの方法はサプリメントなどで手軽に摂取することです。

こちらの商品なら、１日２粒の摂取で目安とされる量を摂取することが可能です！

また、新型コロナウイルス予防に効果があると言われている『ラクトフェリン』も一緒に含まれています。(ラクトフェリンに関して詳しくは、リンクのクリックをお願いします)

体内環境だけでなく、口臭などお口のケアにも有効な成分ですので、そういった症状に悩まれている方にもオススメです！

　ロイテリ菌についてお話ししました。

　新型コロナの終息がワクチンによってようやく見え始めてきたばかりのところですが、まだまだ一般に流通するには時間がかかります。

　また、薬に頼りたくないという方もいると思いますので、サプリなどから上手に摂取して体の免疫力を高め、ウイルスに負けない体を作りたいですね。

　それではまた次回、お会いしましょう！