マイルドドラッグ中毒対策と克服の方法。依存性のある3大食品を解説

食品の雑学
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 甘いもの・脂っこいもの・塩辛いもの。みなさん、好きですか?美味しいものを食べると、幸せになりますね。

ですが普段あなたが好んで食べているその食品に、実は隠れた依存性があるとしたら?

今回は今密かに注目を集めるマイルドドラッグ中毒がどんなものなのかということと、その対策や克服方法、依存性のある食品についてお話させていただこうと思います。

 

マイルドドラッグとは?

 日本人の実に半数がかかっているといわれるマイルドドラッグ中毒。

 ではそもそも、マイルドドラッグとは何なのでしょうか?

 実はこれ、私たちが普段から食べている食品に当たり前に含まれており、成分的には砂糖・塩・脂肪・炭水化物・うま味調味料などをいいます。

問題はその量。普通の食生活の範囲内であればさほど問題はないのですが、普段からこのようなものばかり、あるいはこれらだけを食べるような食生活をしていると・・・あっという間に中毒者の出来上がりです。

しかもこれらの成分は私たちの生活圏内に当たり前に存在しているがゆえ、誰もが何も気にせずに摂取してしまうということで余計に質が悪い。

そしてついには、これらの成分なしではいられなくなる『禁断症状』をも引き起こしてしまいます。

禁断症状。まるで薬物のようですね?

そう。つまるところマイルドドラッグとはそれ単体では薬物のような危険性はないのに、タバコのニコチンやお酒のアルコール、その他の危険な薬物などと同様に依存性・中毒性を引き起こしてしまうことから名付けられたものなのです。

これらの成分を大量に摂取すると脳内で快感を得るための物質が放出され、まるで薬物を摂取した時と同じような状態となってしまい、供給を断つことが難しくなります。

そしてまた、それが欲しくなる・・・。立派に依存・中毒症状が出ていますね。

 また、甘いものやご飯を大量に食べるいわゆる『やけ食い』。ストレス発散にと、経験したことのある方もいるのではないかと思います。

実はこれにも、マイルドドラッグの中毒性・依存性が関係しています。

食事をすれば普通は、脳が快感を得るための物質を放出して満腹中枢も刺激され、食事を止めることができます。

が、しかし。その快感を忘れられずに食べ続けてしまうと脳のセンサーがバグってしまい、異常な食欲を引き起こしてしまうのです。

いやはや、実に恐ろしい中毒ですね。

海外ではこのマイルドドラッグ中毒が深刻な問題となっていて、アメリカではこういった中毒から暴力事件なども多く起こっており、禁断症状の一種だという指摘がされています。

 

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マイルドドラッグ中毒を起こす可能性のある、依存性がある食品

 マイルドドラッグ中毒を引き起こしてしまう可能性のある食品は、それこそ無数に存在するといっていいでしょう。なにせ普段何気なく食べているものばかりなのですから。

その中でも3大依存と言われるのが次の食品です。

 

ピザ・チョコレート・ポテトチップス

これらには乳製品、肉、小麦、砂糖、油などがふんだんに使われています。

それぞれについて解説すると、まず小麦は食欲促進効果を持っていて、乳製品でも特にチーズは『乳製コカイン』などと呼ばれ、脳内で麻薬のような物質を作ります。

そういえば去年、一時期チータラにはまってました。あれが一種の依存だったんですね。

また、砂糖と油は一緒にとると依存性が高まることで知られています。とすると、ケーキやドーナツも危ないです。

そしてポテチはスナック菓子依存の代表格と言われ、食べることで脳に快楽を与えます。つまりポテチを食べるのは、『美味しいから』という理由以上に『気持ちがいいから』食べていることにもなるのです。

そのせいで食べるのをやめられなかったり、無性に食べたくなったりしてしまうんですね。

他にはこんなものがあります。

コンビニ弁当・クッキー・アイスクリーム・ハンバーガー・フライドポテト・炭酸飲料など糖の入った清涼飲料水・フライドチキン・ステーキ・ロールパン・シリアルなど。

加工食品を挙げましたが、それ以外だと依存度は低いとされているものの中に意外な食品もあります。

卵・ナッツ・水・いちご・サーモン・バナナ・玄米・りんご・人参・豆など。

まさか卵や水まで含まれるとは・・・。

ただ大事なのは、どんな食品でも食べ過ぎないように意識するということですね。食べ過ぎているものがあるな、と感じたものは控えるようにしていきましょう。

 

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マイルドドラッグ中毒から脱するためには?

 では、そんなマイルドドラッグ中毒を脱するためにはどうしたら良いのでしょうか?

 普段から何気なく口にしているものをいきなり食べないようにする、なんていうことはまず不可能。そう思いますよね?私もおそらくそんなのは無理です。

 ですので例えば、甘味料として使われている砂糖は精製度が高いほど依存性が高くなると言われていますので、上白糖やグラニュー糖でなく三温糖や黒砂糖などに変えると良いでしょう。

ところでなぜ、精製度が高いと依存性が高くなってしまうのか。それは上白糖などの砂糖の場合は消化吸収が早くて血糖値の上下も激しく、また消耗も早いため。

そのせいですぐに再度摂取したくなってしまい、その繰り返しによる結果として過剰摂取となってしまうのです。

一方で三温糖や黒糖などはゆっくりと消化吸収されるので血糖値の上下も緩やか、だから少しの量で長い時間持たせることができ、結果として過剰摂取を防げるのです。

また最近では蜂蜜を砂糖の代わりに使う人も増えているようですね。蜂蜜には高血圧予防や腸内環境の改善、咳止めなど様々な効果があるため魅力的に感じる人も多いのでしょう。

とは言えやっぱり、すぐに変えるなんて無理!という人もいると思います。

そりゃそうです。一般的にマイルドドラッグ中毒は、子供の頃からの食生活の積み重ねが鍵とされます。

そんな具合に長年習慣化したものを変えるというのは、とても労力が要ります。私も一時期、糖質制限と意識してお米を食べない時期がありましたが、長く続きませんでした。

それでもマイルドドラッグ中毒は我慢して摂取を断ち、時間をかけて治すしかないと言われています。本当に薬物中毒と一緒ですね。

けれど最初から完全に断つ必要もありません。もしそれが原因で食生活をさらに乱してしまおうものなら、目も当てられません。

ですので、もしもどうしても食べたい!と思うのであれば、食べ過ぎず嗜む程度に食べるようにすると良いでしょう。焦ってもいいことはないのです。

 他の手段としては、一気に血糖値を上げないように野菜や豆腐・味噌汁などを先に食べてから主食を食べるなどの工夫や、一口で30回噛んで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防止すること、食後に歯磨きをするといった方法もあります。

私も早食いなので、よく食べ過ぎてしまうんですよね。ただ最近は、野菜がある時には必ず野菜から食べるように心がけています。

それから空腹を感じたら軽く運動するという方法もあります。これにより、中性脂肪が燃焼・分解されてブドウ糖になり、血糖値を上げて安定させて空腹感をなくしてくれます。

私はいつも夕方5時ごろにお腹が鳴ります。でもまだ、夕食の時間までは長い。そんな時は今まで意思の力で間食しないよう我慢していましたが、今度から軽い運動をしてみようかと思います。何よりも運動不足ですしね。

 

最後に

 マイルドドラッグ中毒に関するお話は以上です。

 最後に、マイルドドラッグ中毒の克服で心がけるべきことをお伝えしておきます。

  1. 辛い時には無理をしない
  2. ゆっくり食べる
  3. 結果をあまり気にし過ぎない

 これらを守るだけでも、改善効果はあるので皆さんも意識してみてください。

 それではまた次回、お会いしましょう!

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