今回が自動車の燃料が色分けされている理由についてお話しします。
ガソスタでバイトしてた時のことなんだけどさ。
軽油って黄緑っぽい色してるんだよ。知ってた?
ええ。そんな感じの色であることは知っています。
では、他の燃料にも色がついていることはご存知ですか?
そうなの!?
実はそうなんです。では今回は、自動車の燃料になぜ色がついているのかについてお話ししましょう
自動車の燃料には色がついている?
自動車をお持ちの方なら当然、必要不可欠な燃料。実はこの燃料にはそれぞれ色がついているとご存知でしたか?
ハイオク・レギュラー・軽油とありますが、どうして違うのでしょうか?
ちなみにハイオクとレギュラーは『オレンジ色(または薄ピンク)』、軽油は『黄淡色(または黄緑っぽい色)』をしていて、これらはどれも元々は透明な液体です。
間違わないようにするだけなら、給油をするためのガンのカバーの色を変えておくだけでいいはずですよね。
実はこれには、ある燃料が関係しているのです。それは何か?
ヒントは、寒い冬によく使う燃料です。
・・・わかりましたか?
答えは『灯油』です。灯油はもともと、透明な色をしています。ではもしも、ガソリンが透明な色だったらどうでしょうか?
灯油と間違えてストーブに入れようものなら最悪の場合、爆発を招いて大惨事を引き起こすことになりかねません。
そうならないようにするために、ガソリンや軽油にはあえて色付けがされているのです。
燃料の誤給油について
色分けされている理由がわかったところで、豆知識のコーナーです。もしも自動車の燃料を誤って給油してしまうとどうなるのでしょうか?
まず、最もやってはいけないことからお話しします。それは軽油車にガソリンorハイオクを給油、もしくはその逆をしてしまうこと。これをしてしまうと、最悪の場合、エンジンがお陀仏になります。
次にレギュラー車とハイオク車について。
レギュラー車にハイオクを入れた場合は、それほど問題はありません。
ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合には、短期的には影響は出ませんが、長期的に見るとエンジンの不調を招いてしまう恐れがあります。
何よりもメーカーで指定されている燃料を入れる。これが最もエンジンを長持ちさせられる方法です。
今回のまとめ
自動車の燃料が色分けされている理由についてお話ししました。
灯油と間違えないようにするための配慮だったということがお分かりいただけたと思います。
それから『軽』自動車だからと『軽油』を入れるのは絶対にやめてください!
これをしてエンジンをダメにしてしまう人がいると聞きます。
軽自動車は基本的にガソリン車です。
大事な車を壊さないためにも、誤給油には気をつけてくださいね。
それではまた次回、お会いしましょう!
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