魚を切ったあと、激しく動いて驚いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?半身にして捌いたことで、自分に対して恨みを持っているのかと思ってしまうこともあるかもしれません。
今回は捌いたはずの魚が動く理由についてお話ししたいと思います。
切られた魚が動く理由
私自身は魚を捌いた経験はないのですが、Youtubeでよく魚を捌く動画を見たりしています。
そこで今回気になったのはこちら。Youtuberのトミックさんが出している動画です。
ビッタンビッタンとのたうち回るウツボ。でも、頭も内臓もないんです。さらに言えば血抜きも済んでいます。そう思うと、えも言われぬ恐怖を感じるところ。
およそ生きるための要素が全て取り去られたにも関わらず、なぜこのウツボは動き続けることができたのでしょうか?
魚の背骨にも、人間と同じように脊髄があります。ですから切った後、このようにビチビチと動くのは脊髄反射によるものだということ。それにしても1時間はすごいと思いますけどね。
トミックさんの動画の準レギュラーと言ってもいいウツボ。改めて見ても、とんでもない生命力です。
ちなみにこれをさせないようにするためには、神経締めをするといいそうです。神経締めとは、魚の背骨に針金を通してグリグリと動かし、運動のための神経を壊してしまうことを言います。
トミックさんの動画でも、私はこれまで何度か神経締めをする動画を観たことがありますが、初めて見た時は少しショックな映像でした。
なお神経締めをしても魚の身そのものは生きているようで、意外と長く鮮度が保たれるとのこと。人によっては冷蔵庫に入れておけば3日ほどが経過しても鮮度が落ちていないという人もいるのだとか。
仮にそれで生食が可能だとして、自分でやるにはかなり勇気がいりそうです。
最後に
魚が切った後も動く理由についてお話ししました。
ウツボのように切った後も動く魚で知られているのは、アメリカに住むボウフィンという魚。まるで腕に噛み付くかのように動いてくるそうです。
ウツボは締める時が一番噛みつかれやすく、噛みつかれるとシャレにならないくらい痛いそうです。トミックさんは過去に何度も噛まれていて、そのたびに画面から目を背けてしまいます 笑
私は多分、捌くことはないと思います。
それではまた次回、お会いしましょう!
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