今回は不織布マスクの表裏の見分け方についてお話しします。
ノリスケさん。今のご時世、マスクを着けて外出するのは当たり前なんだけどさ。
不織布マスクってあるじゃん?実は俺、あれの表裏がよくわかってないんだよね
あ、それ私も。かと言って今さら人には聞きにくいし・・・
なるほど。不織布マスクの表裏は確かにわかりにくいですね。
では今回はその見分け方と、裏返しで着けてしまうことのデメリットについてお話ししましょう
不織布マスクの表裏
新型コロナウイルスの感染爆発に伴い、一時は転売ヤーによって入手が困難となっていた不織布マスクですが、今は法律の制定によって安定した供給がなされています。
が、皆さんはこの表裏をきちんと認識して着用していますか?不織布マスクにも表と裏があるのです。
上下の見分け方は知っていても、表裏の見分け方は知らないという人は多いのではないでしょうか?
今までわからないまま使っていたけど、マスク着用が当たり前となった今ではなかなか人には聞きにくいもの。
ですからその疑問を、今ここで解決してしまいましょう!
上下だけではない!不織布マスクの表裏の見分け方虎の巻!
最近ではコンビニでも、ウイルスや花粉などを99%カットするなどと謳われたマスクを目にしますね。
ですがこの効果というものは、マスクを正しく着用した場合に発揮される数値であることをご存知でしたか?
上下はもちろん、表裏を間違うことでもその効果を発揮することができなくなってしまうのです。
上下に関しては、最近の不織布マスクなら『ノーズフィッター』という金属でできたワイヤーが入っているので間違うことはほとんどないと思います。
わかりやすく言うとマスクを着けた時に鼻のラインに沿って折り曲げるアレです。
何か針金みたいのが入ってますよね。・・・もしかして逆にわかりにくい?
では肝心の表裏。これにはいくつか見分けるための方法が存在します。
パッケージで確認すべし!
まずは基本のキ。お店で購入した不織布マスクのパッケージに書かれている使用方法を確認しましょう。
使用方法に「ヒモがついている方が内側です」などと表記されていることがあります。
文字orイラストで表裏をチェックすべし!
これはパッケージを捨ててしまった場合などに有効な方法。使用方法がわからない時は、マスクそのものを見てみましょう。
マスクにメーカーのロゴが印字されている場合、その文字がきちんと読める(鏡文字になっていない)方が表になります。つまりそちらの面を外側として着用するんですね。
また、イラストがある場合にはイラストが書かれている方が表面になります。
プリーツの向きをチェックすべし!
折れ目のついたプリーツ型のマスクの場合は、その向きで表裏を判別することが可能です。ですのでまずは、そのプリーツの向きを見てみましょう。
プリーツが上から下へと階段状になっている『階段式プリーツ』のマスクであれば、上から下に向けて階段状に見えるのが表側になります。
また、プリーツがマスクの中心から上下に向けて階段状になる『オメガ式プリーツ』のマスクでは、プリーツが凸型に見え、なおかつ、広げた際に自然と中央が膨らんで張り出す方が表面になります。
間違った着け方をした際のデメリットとは?
では不織布マスクの表裏を間違えて着けてしまうとどのようなデメリットがあるのでしょうか?
まずひとつはプリーツ型の場合。誤って着用すると、細菌やウイルス、花粉などがマスクに付着しやすくなってしまう可能性があります。
先ほど出てきたもので特に問題となるのは階段式の方。逆向きに着けてしまうと、プリーツが下から上へ向けての階段状になります。
そのため、隙間にウイルスや花粉などが溜まりやすくなってしまうのです。
何かの拍子に、間違った裏面に素手で触れてしまったら・・・?
今のご時世、もしかすると罹患する可能性もありますよ!
もうひとつはマスクそのものの特徴を実感できなくなることです。市販されているマスクの中には、肌に触れる素材にこだわった商品もあります。
ですが裏返して着用してしまうことで、その肌触りを感じることができず、ゴワゴワした面が当たることになり、『もしかして:マスク 肌触り 詐欺』になりかねないのです。
今回は裏話
不織布マスクの表裏についてお話ししました。
実はこの記事を書いたのは、私自身が不織布マスクの表裏について曖昧だったから。
かと言ってこういうの、今さら人には聞きにくくて。
同じ悩みを持つ方の解決の糸口になればと思って書かせていただきました。
それではまた次回、お会いしましょう!
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