痛風の原因 症状 予防法。私も密かに恐怖しているので調べてみた

体の不調や病気の雑学
スポンサーリンク

 先日、私は血液検査を受けました。血液検査自体は定期的に受けているのですが、その中で最近気になる数値があります。

 果たしてそれはどれでしょう?そう、尿酸値です。

 今日はアラサー男子の私も密かに恐怖する痛風の、原因と症状と予防法について、お話ししたいと思います。

痛風とは、そもそもどんな病気?

 痛風は、血中の尿酸の排泄障害によって引き起こされる病。尿酸はプリン体の代謝の最終産物で、食事を摂る以上は少なからず生成されてしまう物質です。

代謝や排泄の障害によって体内に尿酸が蓄積し、血中濃度が 7.0mg/dL 以上の数値になると『高尿酸血症』と言われる状態になります。8.5mg/dL を超えると危険領域ですね。痛風発症の確率が極めて高くなります。

ちなみに私は前回、2020年2月の検査で・・・何と驚異の 7.8mg という数値を叩き出しました。これ、嘘じゃないです。本当です。多分、お酒を飲み過ぎていたのが原因かなと。今回は少しでも下がってると良いなぁ。

そんな数値だから発症してもおかしくなかったのでしょう、かかりつけの医師からは「若さだねぇ」と言われ、看護師さんも「若いって良いねぇ」と言ってました。いやそんな、のほほんとした感じで言わないで・・・。変に過剰に心配されるよりはマシなんだけども。

それから私は対策のために、水を飲むように心がけています。水分をたくさん取って尿と一緒に排泄すれば問題ないと病院でも言われたので、少なくとも日に2Lペットボトルの水を1本分は飲むようにしています。夏場ならもう少し増やしますね。

 高尿酸血症だけなら無症状ですが、尿酸結晶が関節に付着して白血球の貪食作用によって炎症反応を起こすと激烈な痛みを発します。これが痛風の発症です。男女比では男性に多く、成人男性の1%の頻度で起こると言われています。 

 

スポンサーリンク

 

【2020/12/29追記】

11月に実施した血液検査では尿酸値が7.5mgまで下がっていました!

やはり水分を摂っていたのが良かったようです!

 

原因は?

 高尿酸血症の原因は、プリン体を多く含んだ食品の過剰摂取・運動不足・肥満のほか、お酒では特にビールを、普段から過度に飲んでいる場合などが挙げられます。

プリン体は動物性食品に多く含まれます。魚類ではカツオやイワシ、エビやあん肝などに多く、肉類ではレバー類や、牛ではヒレ肉、豚ではタンやハツにも多く含まれます。

また、特に多いのは意外にも鶏肉。ささみや手羽では他の肉類よりも多くのプリン体が含まれています。

時にプリン体摂取において、ビールとジンギスカンの組み合わせは良くないとかかりつけの医師から聞きました。最高の組み合わせのはずが、健康面では最悪の組み合わせとは何たる皮肉でしょう。

 

症状は?

 足の親指の発赤・熱感・激痛。さらに尿管結石を合併しやすく腰痛や背部痛を起こすほか、動脈硬化も併発しやすいとされています。

 ところで高尿酸血症が原因かはわからないですが、私には石のようなものが尿中に出てきた経験があります。

2年ほど前だったでしょうか。その頃、小便中に何だかチクチクとした痛みがあったんです。するとある日、明らかに聞こえるはずのない硬い音が聞こえました。

何かと思って目をこらすと・・・本当に小さいですが黒い石のようなものが沈んでいました。それからはスッと痛みが取れたので、あれはやはり尿道結石だったのかなぁと感じています。

あと最近はないですが、たまーに足の親指がジクジクと痛む時があったり・・・。軽いもので一過性でしたが、あれは危なかったのかも。

20代半ばから後半でこんな経験してる人、他にいるのかなぁ・・・。

 

スポンサーリンク

 

予防には?

 ここまでを聞いていると「これじゃ何も食べれなくなるのでは?」と思う方もいると思いますが、大丈夫です。高尿酸血症と、それに伴う痛風を発症させにくくする予防方法はあります。

 1つめは水分を取ること。これは先ほど私自身も実践していることを書きました。尿酸は水には溶けにくい性質があるのですが、水分を多く取って少しでも多く尿中に溶かし、尿と一緒に排泄することを目的とします。ですので水やお茶類を積極的に取るように心がけましょう。

2つめは野菜や果物を食べること。これは野菜にはアルカリ性の成分を含むものが多いため、尿酸と結びついて体外への排泄を促進してくれます。

3つめはアルコールを控えること。アルコールは体内で分解されると『アセトアルデヒド』という物質を生成します。これには体内からの尿酸の排泄を阻害する働きがあり、結果として尿酸が蓄積していくことになってしまうのです。

ですから少なくとも週に1〜2日は休肝日を設けて水分をしっかりと取り、尿酸の排泄を促すと良いでしょう。

4つめは食事の中でできるプリン体を減らす方法。プリン体は水に溶けやすい性質を持っています。特に茹で汁や出汁など旨味を多く持つところに含まれているので、少し勿体ない気もしますが、プリン体摂取を減らそうと思うのであれば、出汁を使う料理はあまり食べないようにする方が良いでしょう。

また魚類では、肝など内臓を食べないようにするだけでも摂取量を減らすことができます。

 

お疲れ様でした

 以上で今回は終了とさせていただきます。高尿酸血症、何とか改善したいところです。

 私自身、上記の原因ががっちりと当てはまってしまっています。ビールはあまり飲みませんが、普段からお酒を飲むことが多く、さらに野菜よりは肉類を食べてしまい・・・。そこへ運動不足による肥満と、もう役満といっていい気さえしてきますね。

さらに私の場合は、父も痛風予備軍なもので、遺伝も多少は関係しているのだろうなと思います。

皆さんも、ある日突然痛い思いをしないようにお気をつけください。

それではまた次回、お会いしましょう!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました